Live Report ! ! ! !

 2008.2.8 Fri 下北沢BAR CCO

この日から始まった“バラ色の金曜日”というタイトルのライヴ。
毎月第2金曜日に行われるというので,これからしばらくは月1回必ず加奈ちゃんのライヴが観れるということではファンにとってはとてもうれしい企画だった。

まず初めて行った下北沢のBAR CCO(バルシーシーオー)はかなり居心地がよかった。
イタリアンということで期待して行ったんだけど,料理も酒もうまく,ほんとぅにくつろぎながらライヴを気楽に楽しめる空間だった。
openからstartまで1時間あったけど,全然長く感じず,皆で食事会でもしてるような感覚で和んでいた。

さて,第1回目の出演は,加奈ちゃんのほかに,ピアノ・枕本トクロウさん,ギター・千井塔子さん。
20時すぎに,ついにステージに出演者が現れ,記念すべき第1回目がスタート♪
加奈ちゃんの衣装は白地に赤い花の柄が散りばめられたロングスリーブワンピ。それに濃いピンクというか赤のタイツで,靴ははいていなかった。
ギターはハミングバード...かな。
「こんばんはー。中山加奈子です。今日は“バラ色の金曜日”立ち上げの日です。とはいってもみなさん,気楽にくつろいでいってください。」といぅあいさつから始まった。
そしてギター2本&ピアノでの演奏が始まり,「何だろう!?」って思ってたら,塔子さんのギターリフで『アンドロイド』とわかってうちらの中から歓声があがった。
ゎあ!さすがにコーラスもキレイだぁ!!
トクロウさんも塔子さんもそれぞれのバンドでヴォーカルをやっているのでコーラスもすごくうまいのだ!
1曲目から会場は盛り上がっていた。
1曲終わったところで,「ノリがいいですね!」と加奈ちゃんもご機嫌♪
「毎月いろんなくくりでテーマを決めてやるかもしれないんですけど,今回は1回目なので歌いたい歌を集めてきました」
ということで,弾き語りライヴをし始めたころににできたという曲『GIVE』へ。
この曲はこれまでもソロライヴで何度かきいているけど,ピアノやコーラスが加わるのは初めて。
さらに迫力が増してカッコいい曲になっていた。
この曲の後,入り口付近にライヴハウス440の行天店長さんの姿が見え,行天さんといえば1月に行われた“下北沢フォークソング部”の部長さんだそうなので,そのまま下北沢フォークソング部の話になり,塔子さんもメンバーだし「トクちゃんも入る?」「入りたい!」というやりとりになった。
あのイベントも非常に楽しかった!!
そして次の曲の話題で,“Keraman”という名前が出たときうちらの仲間は,「おっっ!?!?!まさか『自爆装置』の曲をやるのか!?!?」密かに騒然となったが,その頃のブリッツでやった曲をやるということだとわかった。
“しめさば”(加奈ちゃんの初ソロツアーの時のバンド名)のメンバー・坂井紀雄さんがつくった曲...という説明ですぐに『水の懐』とわかった。
この歌は何度聴いても心にしみる曲だ。
これもコーラスがすばらしかった。サビのところにかかってくるんだけど,ほんとに美しいハーモニーだった。
次の歌の説明でVANILLAというバンドの名前が出たとき,思わず友だちと声をあげてしまい「あ。バニラに反応があった」と加奈ちゃんにつっこまれてしまいましたが,何度かライヴ行ったことあったんょね〜。で,懐かしくて思わず「お〜!」と言ってしまったわけで。
この日やってくれた『空を飛ぶ船〜ROOM#412〜』という曲は覚えていなかった...つか,VANILLAの曲はほとんど覚えてないんだけど,ヴォーカルのキエさんのモヒカン姿は印象的だった。ドラムはユニコーンの川西さんだったし。
これもいい曲だった!!
ステキな曲が終わって,場内がシーンとしていたので,加奈ちゃんは「あんまり集中しないで食べながら呑みながら聴いてて」とちょっとみんなを笑わせた。
そして「これまでに人に70曲ぐらい曲や詞を提供したんだけど,次の曲はラブソングで,声優さんの落合祐里香さんに詞を提供した曲で,秋葉原にライヴを観に行ったんだけど,みんなこんな感じで...」と,アキバ系のノリ風な動きをしてまた笑かしてくれた。
ここで塔子さんのバンド・SPEAKの告知があり,さらに話は脱線して加奈ちゃんと塔子さんとのロンドン旅行の思い出話になった。
塔子さんのおしゃべりもおもしろくて,会場中ゲラゲラ笑っていた。
大笑いしたあと,「次は全然違う雰囲気なんですけど,皆,ニヤニヤしないで聴いてね。」なんて加奈ちゃんが言うんでよけいにおかしくなってしまった。
たしかに雰囲気は一変し,1995年に出版した詩集『買えない運命』から『あなたが消えた』という詩を朗読し,そのまま,落合さんに詞を提供したという『羽化 -UKA-』という曲へ。
トクロウさんのソフトなピアノの伴奏がとってもステキなバラードだった。
ちなみに作曲は,プリプリファンにとっては香ちゃんのソロライヴでお馴染みで世間的にはhitomiの『LOVE2000』の作者ということで有名な鎌田雅人さんだ。
この日は曲が終わるごとに楽しいトークタイムになったのだが,ここではトクロウさんと知り合ったエピソードを。
ナカジマノブさんのソロライヴでピアノを弾いていたトクロウさんと知り合い,その後ソロライヴ“恋の葬列”で弾いてもらうことになったということだった。
そして「次の曲で1部は最後になります。」ということで,「『DEAR SISTER』という曲を。」とタイトルを言うと,皆から歓声があがった。
これは加奈ちゃんファンなら誰でも大好きな曲だ。
VDHを始めてからソロの曲というのはほとんど聴けなくなってしまったので,こういうソロライヴでやってくれるのがほんとうに貴重でうれしかった。
大満足のうちに,まずは第1部終了。

しばしの休憩の後の第2部はまずは加奈ちゃん1人でのステージ。
「おまたせしました! みなさん呑んでますか?」の問いかけには皆で「イェ〜イ!」上機嫌でこたえた。笑
そして「何度かやっている曲なんですけど,ツアー中の私のことを歌った歌で…」という曲の説明だけですでに何の曲かわかってしまうほど,ソロライヴでいつもきいている『反吐』という曲が2部の最初の曲。
引き続き弾き始めたギターのリフでこれもすぐにわかった。
『咲かない花の種を持ってる』だ。
これは最近のVDHのライヴでよくきけるが,ヮタシとしてはこのシンプルなギターと朗読が好きだ。
あれだけ感情を込めて詩を読みながらめりはりのあるギターを弾くというのはかなり難しいことだろうと思う。
それだけにこの曲は食い入るようにステージを観た。
そして,また3人でやろうと思うんで出てきてというと,塔子さんが「聴いてたいな」なんて笑ってる。
そういえば加奈ちゃんの脇には赤ワインのグラスがいつの間にか置いてあった。
「呑まないつもりだったのに(休憩中に)ボトル頼んじゃったから」
て,つい誘惑に負けて呑んでしまったようだ。
「あたしは最後まで操を守りますよ。誰か一人しっかりしてないと。」と塔子さんが皆を笑わせた。
それからはステージの上はわかる人しかわからないというほとんど呑み会トークのような状況でそれを見ては皆大笑いした。
「スタジオでもこの調子でしゃべりっぱなしなんだよね。それを録ってるんだけど,あ,録音しなきゃ!」と加奈ちゃんが立ち上がりかけ,トクロウさんが「録ってる録ってる!」とぃうとまた会場は大爆笑!!
「明るい曲を! これも実話です。『ブロードウェイ』という歌を。」
と紹介されると,これも皆大好きな曲だったので,大歓声!!
これは加奈ちゃんが“TOMMY”というミュージカルの主演のマイケルに恋をしてつくった曲なんだけど,他の好きな映画“ヘドウィグ&アングリーインチ”のメイキングに大好きだったマイケルが出ていてビックリしたなんていう最近のエピソードも話してくれた。
そして曲へ!!
この曲では加奈ちゃんはタンバリン。
もう手拍子が自然に起こり,最高に楽しくリズムに乗りながら盛り上がった。
ピアノがジャジーな感じで入っててとってもイカしてた!!
ほんとに楽しかった!!
ここでちょっと間をおいて,朗読。
『ラジオを止めたら夏の音がした』という詩。
ときおりトクロウさんのピアノが入る。
詩の朗読が終わると『パパ』のピアノのイントロが...。
会場は感嘆の声で少しざわめいた。
『パパ』を加奈ちゃんの歌できけるのは貴重だ。
もちろんプリプリでは香ちゃんが歌っているけど,加奈ちゃんのパパには作詞者としての味がある。
そのままトクロウさんのピアノが続き,それに乗って加奈ちゃんが静かにしゃべり始める。
「次で最後の曲なんですが…」
そういうと皆,もぅ!?という感じだった。
楽しい時間はあっという間に過ぎてゆくものだ。
この企画では毎回新曲を聴かせてくれるということで,第1回目の曲は『血脈』というタイトルの曲だった。
うまく説明できないけど,人間の強さを実感できるような,深い詩だった。
うちひしがれ疲れ果ててもまた自分を突き動かす何かがわき起こってくるような,すごく希望を感じられる詩だった。
曲はちょっとフォークソングの香りがするバラード。
言葉のひとことひとことをかみしめて聴いていた。
すばらしい曲との出会いだった。

もちろんアンコールの拍手が起こった。

アンコールに応えてくれ,「1回目でちょっとドキドキしてたけどお店の雰囲気もみなさんの雰囲気もよくてほんとうに楽しかったです。ありがとう!」と加奈ちゃんはあいさつ。
「アンケートにリクエストとかも書いてください」と加奈ちゃんがいうと塔子さんが「あとでアンケートもらえますか?」と言う。
塔子さんはかなりのプリプリファンでマニアックな曲もそうとう知っているようだ!
「あれいいな,♪あたし何度も泣いたのよ〜って」と塔子さんが言うと,もちろん皆で大爆笑!! 「武道館でみんなで踊ってたじゃない」なんて言われてさらに大笑いした。まさか『渚は涙のパラダイス』の話題になるとは!!!!!爆
そして,アンコール曲を「今日のイベントのタイトル...」まで紹介したところでまた大歓声!!
もちろんこれまた加奈ちゃんファンが大好きな『バラ色の人生』だ!!!!
この毎月のライヴが楽しいものになればいいな,ということでイベントタイトルをこの曲からもってきたということだった。
そして,ジャジーな雰囲気で始まった演奏がごきげんだった。
皆で手拍子をしながら歌った!!
最後に軽くメンバー紹介,というか名前をコールして,もう一度サビを歌って,大盛況のうちに“バラ色の金曜日ー2月編ー”は終了しました。

ライヴ後,お客さん皆に封筒が渡され,中を見るとこの日演奏された曲の歌詞カードが入っていた!!
これはうれしい計らいだった。
一度聴いただけでは聞き取れなかったり,覚えていなかったりの歌詞をゆっくりみることができるのはほんとうにうれしいことだった。

こんな粋な気遣いもしてくれる,“バラ色の金曜日”これからがますます楽しみだ♪♪♪♪♪

セットリスト
第1部
1. アンドロイド【中山加奈子ソロアルバム『Howling』より】 2. GIVE 3. 水の懐 4. 空を飛ぶ船〜ROOM#412〜【VANILLA 詞提供曲】 5. あなたが消えた(朗読)【中山加奈子詩集『買えない運命』より】 6. 羽化 -UKA-【落合祐里香 詞提供曲】 7. DEAR SISTER【中山加奈子ソロアルバム『Howling』より】
第2部
1. 反吐 2. 咲かない花の種を持ってる【VooDoo Hawaiiansアルバム『4our』より】 3. ブロードウェイ【中山加奈子ソロアルバム『ナカヤマの一発』より】 4. ラジオを止めたら夏の音がした(朗読)【中山加奈子詩集『買えない運命』より】 5. パパ【PRINCESS PRINCESSアルバム『LOVERS』より】 6. 血脈(新曲)
EN. バラ色の人生【PRINCESS PRINCESSシングル『KISS』カップリング曲】

BACK / NEXT

TOPへ